いつもお世話になっている観蔵院曼荼羅美術館、そのネパールのポーバ絵画のお部屋。
中央のアミターバを取り囲む108の観音を描きあげるのに、
作者のロク・チトラカール先生は10年以上の歳月をかけてこられました。
年に数枚ずつ増えていくその観音菩薩さまたちを贅沢に毎週鑑賞しながら、ヨガをさせていただいてきた私たち。
それがやっと108枚完成し、お披露目となる今年の展覧会が終わり、
来日したロク先生自らが教えて下さるポーバ教室も終わり、
昨日は初めて、ヨガの時間にも108観音が勢ぞろいしました。
迫力が増したと同時に、有難さもさらに増している感じ。
写真以外の壁面も、絵画の構成が変わり、
先生の画風がより伝わる清清しいばかりの色使いに四方を完全に囲まれて、
本当に贅沢な空間でのヨガとなりました。
108観音は、その観音菩薩の長所、徳、輝きを、
本来自分の中にも持っている、ということを私たちが思い出すために見るものだとも言われているようです。
本当にそんな風に素直に思える空間です。
毎週月曜11:00より開催
練馬区観蔵院にて