此岸(しがん)
とは、こちら側の世界。
人間の世界であり、私達が生きている世界。
彼岸(ひがん)
とは、あちら側の世界。
仏様の世界、悟りの世界、死後の世界。
「お彼岸」とは、暦の上では春分の日と秋分の日を中心に
前後3日ずつ合計7日をさします。
前後の計六日は、悟りの世界へ到達するための
六種類の修行方法、六波羅蜜に由来しているそうです。
つまり、お彼岸とは、彼岸に渡った人たちに思いを馳せる、
死者の供養をする期間であると同時に、
彼岸に渡るための修行に適した期間ということになります。
一方でヨガでは、毎回最後にシャバアサナ(屍のポーズ)を行います。
ここから、安楽寺のご住職がヨガ後にお話してくださったことです。
シャバアサナは彼岸に渡る練習なので、
お彼岸中いつも寝る時にシャバアサナの
練習をしてください。
ヨガは、仏教の実践にあたる部分です。
今日観蔵院に20名以上ヨガをしに来て下さりました。
お寺に来るのは素晴らしいことで、
周りの方や仏様のエネルギーを受け取りやすいです。
でももしこれを読んでいる方が
最近ヨガに来れないなーと思っていたとしても、
寝る前の何分か、彼岸に渡る練習をすることは、
充分にヨガを深めることになるのでしょう。